桜より梅、富士山より菜の花

日本人の多くは桜が大好きですよね。私はかなり少数派だと思うのですが、桜があまり好きではありません。満開の時期ははなやかなんだけど、なんだかうるさくて。それよりは梅のほうが好きです。清少納言は紅梅が好きだったみたいですが、私はどちらかというと白梅のほうが好き。紅梅にもとても心を動かされるのですが。

私としては、梅のほうが本来の日本的なものなのではないかと思ったりするのですが、いかがでしょうか。

あ、そうそう。桜の花びらのひとひらひとひらは好きです。集団でどばっと群れ咲いているのがあまり好きではないんです。

もうひとつ。大阪出身ということもあって、富士山にはさほどなじみがなくて、本音を言うと、多くの人がなぜそんなにありがたがるのかがよくわからないんですよ。どちらかというと、富士を背に咲いている菜の花のほうが好きなんですね。多くの人が愛でる、雪をかぶった完璧な富士山を見ても、確かに美しいとは思うんだけど、深く興味をひかれるというほどではないんです。自分でもひねくれているとは思うんですが。でも、いろんな表情を見せる富士は好きです。赤富士は特に好きですね。

結局のところ、多くの人がいい、というものを「いい」と言いたくないだけかもしれません。ホント、偏屈ですね。

蛇足ですが、古今和歌集はあまり好きではなくて、万葉集が断然好きです。